早いものでもう年末となった。世の中が新型コロナウイルス感染症に翻弄された1年であった。劇場も再開したが、リスク分散のため3交代、席数を制限して粛々と行う。感染者や警報が出ればしばらく休止。劇場公演のやり方については固まってきたと思うが、収支はなかなか大変と拝察される。関係の方々にはご苦労をお掛けしますが、できる範囲で元気を発信していただきたいと思います。しばらく新型感染症は続くと思われますので皆様くれぐれも御用心ください。歴史を見れば、幾多のはやり病も克服されて来ました。
今回の特集は、二代鶴澤觀西翁と三代鶴澤寛治郎による沼津の段の音源の後半を紹介しました。次回どうするかは思案中です。当方も新型コロナ禍の影響で夏からハプニングが続き、とうとう秋の公演は行くことはできなかった。当面はこんな事の繰り返しが続くのであろうが、早く生活が正常化することを願いたい。今後とも宜しくお願い致します。
2020.12.19 大枝山人