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絵葉書 (左)人形遣ひの妻 日本美術展覧会出品、(右)女人形部屋 帝国美術院第五回美術展覧会出品 木谷千種 筆(木谷蓬吟夫人)

                   


特集40 編集後記

    
 暑中お見舞い申し上げます。猛暑が続きますが皆様におかれましては、くれぐれもご自愛の程お祈り申し上げます。

 さて、しばらくぶりの更新です。昨年の編集後記で、「花もよ編集室」による武智鉄二「古典は消えて行く、されど - レコードに残された名人芸 -」のSPレコード音源付き復刻と芸術祭参加について触れました。話によれば、現在までで500セット近く出ているそうです。購入者は個人の方だけではないと思いますが、純邦楽を愛好し希少音源に興味を持っていただき、発行の協力者として感謝申し上げます。今後の予定ですが、今まで復刻された古靱太夫の音盤も最近では入手できない状況になってしまったので、古靱音源のCD復刻企画を続けるそうです。現在、それらの音源準備に協力していますので、ご期待ください。

 特集におつき合いいただき有り難うございます。ここでは音源の話ばかりになりましたが、8月にある久しぶりの素浄瑠璃の会は楽しみにしています。 次回の特集も検討中です。今後とも、宜しくお願い致します。

2017. 7. 16 大枝山人