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美声、詞語りと風流、六代土佐太夫 

三巨頭のひとり、六代竹本土佐太夫


SPレコード1 柳

大正期旧録音、ニッポノホン 三十三間堂棟木由来 木遣り、竹本土佐太夫・野澤吉三郎 大正14年頃発売。

SPレコード2 宿屋

昭和期 キング 朝顔日記 宿屋の段、竹本土佐太夫・野澤吉兵衛 昭和12年頃発売

刷り物 四代竹本伊達太夫 襲名

 四代竹本伊達太夫 襲名記念 大きさ 45X59cm この手の刷り物には名前に関係する物や御目出度いもの、三番叟等の絵が添えられる。これは師匠の六代土佐太夫が書いたもの。

雑誌 浄曲往来

浄曲往来は九州で発行された雑誌である。素義の話題が中心だが、顧問の古靱太夫が何回か芸談を載せている。のち戦時下の雑誌合同で文楽(戦前版)と合流し文楽芸術となりのち廃刊。元々は浄瑠璃雑誌も合わせて3誌合同の予定であったが、浄瑠璃雑誌は最後まで独立を保持した。大きさ15 X 22cm 表紙は絵(竹本土佐太夫筆)題字(豊竹古靱太夫筆)。土佐太夫は近松または浄瑠璃作者のモチーフを好んで使っている。

番付 伽羅先代萩

 

大正3年5月 伽羅先代萩 御殿の段 三代竹本伊達太夫(のち六代土佐)・豊澤仙糸 御霊文楽座  師大隅太夫の死後、文楽座に移る。